パックンフラワーの立ち回りの考え方

こんです。

 

 

 

 

最近僕のパックンフラワー、非常に伸び悩んでいます。

実際のところどうなのかはわかりませんが、とにかく何をやるにしても動かしていてまるでしっくりきません、違う、俺のやりたいことはこうではない・・・と。

 

というような「しっくりこない」という経験を僕はカービィTAにおいて何回も経験しました。

イマイチどういう状況がしっくりこないかと言われると具体的にはいえないんですが、ざっくりいえば汚いないしは美しくないんですよね。

しっかりと取れた戦法は非常にまとまっています。それが遅い速いかどうかはまた別の問題なので何とも言えないんですが、纏まってる事が一つの完成への道なのかなと。

例え纏まってても遅かったらやっぱしっくりはこないし、そもそもそこで止まっちゃダメだろとかいわれそうですが。

 

でその「しっくりこない現象」の度に私はどうしてきたか。

そう、考えることです。

そしてこれはそういう記事です。

 

 

 

 

 

 

何がしっくりきていないのか?

まずはそこを見定めなければいけません。

ただ何が・・・と言われても全部なので、いったん全部吐き出してみましょう。

  1. 立ち回りがしっくりきていない
  2. パックンがいるべき位置がわからない
  3. どういう風に蓄積してどういう風にバーストするのかがわからない
  4. このキャラの目指すべき目標、目的がわからない

 

 

とまぁこんなところですね。多いね。

3と4はざっくりいえば勝ち筋がわからないとまとめることができます。というか同じこと書いてあるように見えます。

 

僕も正直どうしていいかわからないので2から攻めていましょう

 

 

パックンがとるべき立ち位置とは?

いわゆるパックンは

「近距離キャラ」か「中距離キャラ」か「遠距離キャラ」か?という疑問です。

 

これを定める前にこの3つについておさらい、整理してみましょう

 

 

近距離キャラとは

キャラでいっちゃえば

マリオ、ピカピチュー、ロイクロム、フォックス、ネス、リュウケン等が該当するでしょう。

全体的に発生が早く、加えて後隙も着地隙も短いです。

そして当てた時のコンボ火力が高く、機動力が高いのも大体該当するでしょう。

反面リーチが短いという特徴がありがちですね、重量級は該当しませんが。

 

飛び道具の有無はそこまで重視されない気もします。飛び道具があっても近距離キャラはいるし。無いからって近距離キャラではないキャラもいます。

 

 

 

中距離キャラとは

キャラで言えば

ルキナゼロサムシュルククラウド、ジョーカー、パルテナ等が該当するでしょう。強いキャラがいっぱいですね

中距離キャラは分類わけが難しい・・・というか近距離にも遠距離にも当てはめられないキャラはここ突っ込んじゃえ見たいなノリはあります。

 

基本的にリーチが長いですね、そして機動力が近距離キャラより高めです。攻撃範囲も広めかな?

近距離キャラをさばけるだけのリーチと機動力があり、遠距離キャラを追いつめられるだけの弾をさばける能力と機動力があるのが中距離キャラといっていいのではないでしょうか?

それゆえに強みもバラバラです。

ルキナみたいに半近距離みたいなやつもいれば、パルテナみたいに半遠距離みたいなやつもいます、クラウドなんて近距離スレスレ。

反面やっぱり近距離キャラほど発生には恵まれてないですね、後隙も今作の普通ぐらい。

ジョーカーなんて言えばリーチやコンボ火力は近距離に似てるんですが、発生や着地隙は中距離だなぁって感じがします。

 

後は防御面に優れていることが体感多いですね、フリップや下ガン、盾とかテレポートとか。

 

 

 

遠距離キャラとは

これもキャラからいってしまうと

リンク三兄弟、サムス、ロックマンダックハント、ピクオリ、スネーク、シモリヒ等が該当するでしょう。

立ち回りの大部分が弾に依存しています。

 

ただ遠距離キャラとひとくくりしても2パターンあります。ざっくりいえばサムスタイプかリンクタイプか。

サムスタイプは弾で相手を動かすことでその先に攻撃を当てるキャラ

リンクタイプは弾で相手を近づかせないようにするキャラかですね。

 

サムスタイプは基本的にバーストができる弾をもっています。そのほかにも自由度が高い弾を持っているのが特徴ですね、飛び道具が一つしかないけどこのタイプもいます。

リンクタイプは飛び道具の後隙が短く、連射力に優れていて弾幕を張ることができます。ただ弾自体でバーストすることは困難なので、バーストするときには近づいたり飛び道具でコンボをしなければいけません。

サムスタイプとは違い、連射力に優れている弾を持っているから遠距離タイプ・・・とはならないですね、フォックスやマリオなんかがいい例です。

 

どちらのタイプも近距離は弱めなんですが、リンクタイプのほうが近距離は優秀なことが多いですね、リンク然りむらびとしずえとか、逆にサムスタイプはサムスやダックハント等が例です。

スネークなんかはサムスタイプの癖に体術がめちゃつよいです。ずるい。

後は基本的に機動力に難があります、着地が弱めなのも特徴カモ。

 

 

というのが大体の感じ

結局どれがどのタイプなのか?というのがイマイチ伝わってない気もするので、ここでぼくがかんがえたさいきょうの区分け画像を出しときます。

あくまで個人的だし全キャラ使いこんだわけでもないので参考程度に。

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パックンは矛盾キャラ?

でここから本題です。

パックンはどのタイプに属しているのか?

 

パックンのAワザの性能ですが

地上は発生が早く、後隙も短め、そしてリーチも短い、すなわち近距離タイプの特徴を持っています。

空中は発生が遅く、リーチはまずまず、けども着地隙は長い、すなわち中距離タイプの特徴を持っています。

では半近距離キャラなのか?といわれればそうではありません。

 

まずひとつ機動力がありません。この時点で近距離でもなければ中距離にも当てはめるのは何かが違う気がします。

もうひとつ、コンボ火力がありません。

近距離キャラは近づき始動ワザを当てコンボをするものなんですが、パックンの始動ワザといえばせいぜい下強と上強と空Nぐらいでそれを当ててコンボをしても20%稼げるかどうか怪しいぐらいの火力です。

投げに至ってはずらされたら0%からもう入らないとかそんなレベルです。

機動力もないので近づくのも困難だし、コンボ性能もないし近づいてもどうしようもない。弱とかどうみても押し付けるんじゃなくて誤魔化す性能だし。

ただし迎撃能力は上強、上スマを見るに非常に高いので相手に攻めさせるキャラなんだろうな

これがパックンAワザだけを見た時の感想です。

 

そしてBワザの性能ですが、かなり個性的な性能ですよね。

しかしこの個性的な面々、ある共通点があります。

それはある程度近づかないと性能を発揮できないという点です。

そしてあんまり近すぎても性能を発揮できないという特徴もあります。

 

シューリンガンは見ての通り、隣にいる相手には相手が攻撃してくれないと当たりません。

そしてシューリンガンにはダッシュ掴みという回答があるので、あんまり近すぎるとボーナス行動です。

 

ロングレンジパックンはあんまり遠いと当たりませんし、近づかれる原因にもなります。

そしてこいつもダッシュ掴みという回答がありますね。なんだったらアーマー前に潰すのも回答です。

ただ有利状況だったら強いのでどちらかというと中距離で強いワザです。

 

そして最後に曲者のブレス。

この攻撃はノーリアクション攻撃なので当然近くで撃つと反確です。

そしてあんまり離れると回避は容易、ジャンプ攻撃で追撃しようにも機動力が足を引っ張り、地上から近づこうにもパックンは地上で相手に対しやることがありません。

そしていつも通りダッシュ掴みという回答があります、ていうかDAでもいいです。

ただし相手が反撃できない状況だったら強いのでどちらかというと近距離で強いワザです。

 

とこれだけ見るとそれなりの距離がいるからまぁ半遠距離か中距離なのかなという感想は出てきます。

ただこれも何か間違っている気がします。

 

まずAワザの通り機動力がありません。

そしてパックンフラワー、相手に攻めさせるだけのワザがないです。

連射性能は弱く、ブレスを溜めさせても何かまずいことが起きるわけでもなく、下Bは遠くからなら回避余裕、わざわざ攻める理由がないです。

さらに待ち勝てるだけの性能もないです。

連射性能は弱く、ブレスはノーリアクションで回避余裕。

ついでに近づかれたところでDAにだけ警戒しとけばパックンはやることがありません。シューリンもブレスもロングレンジも全部ダッシュ掴みでOK。

 

以上のことをまとめると

Aワザは相手に近づいても特にやることもないが、差し替えしは強め、けど機動力がない → 遠距離キャラ?

 

Bワザは待ち勝てないし、近すぎてもダメだけど、ある程度の距離があったら性能が出せる、それにブレスは近距離で仕事をするモノ → 中距離キャラ、半近距離キャラ?

 

ともう矛盾がいっぱいです。コイツ何したらええんや。

Aワザは迎撃や誤魔化しすることを目的としているのに、Bワザがその意向にまるでついてきません、学際の準備であまりに周りが好き勝手して委員長が泣く姿が容易に想像できます。

 

 

 

パックンの勝ち筋とは

投げっぱなしで次のとこに行きます。結論出なさそうだし。

 

パックンは非常に撃墜能力が高いキャラです。

バースト行動は上強、上スマ、空後、上投げ、シューリン、ロングレンジ、横スマ、下スマ、復帰阻止

なんと9個!それでいてそれなりに当てやすいシューリンや寿命の上投げや早期撃墜できる上スマで復帰阻止も容易とバースト力で行っちゃえば全キャラ1.2を争うといってもいい気もします。

 

でパックンは結局何をどういう風に蓄積してどういう風にバーストすればいいのでしょうか?

 

ここは結論、所謂バーストを主軸に考えていきましょう。

 

上投げを主軸で考えるならば、ブレスやシューリン等のBワザで相手に近づかないように%を稼ぎ最後に上投げで〆です。

Aワザが近づける性能していないのだから一定の距離で安全に%稼ぐほうがいいです。

ただ誤魔化せる性能はしてるので近づかれたらAワザで追い返しましょう。

ただ欠点としては待ち合いに勝てないのでリンクタイプやサムスタイプは勿論反射持ちも苦しいです。

 

復帰阻止・崖を主軸で考えるならば、飛び道具でどんどんラインを詰めるべきでしょう。Aワザはちょっと頼りないですが、DAは差し込み性能はまぁまぁなのでDAがギリギリ届くぐらいのラインで、その距離ならシューリンはちょっと怪しいけど、ブレスの得意な位置です。

この場合ブレスとAワザで詰めるわけですから、蓄積能力がかなり高くなります。上投げルートにも派生アリ。

これの欠点は相手のダッシュ掴みやDAや地上機動力が高いとかなり読みあいに勝たないといけない点ですね。

相手の近距離性能強めでもちょっと苦しい。

 

シールドブレイクを主軸で考えていきましょう。

つまるところパックンフラワーというキャラはシールドを割ったら1ストック絶対持ってけてシールドブレイク能力にも優れています。これを主軸に考えないわけにはいかないでしょう。

といっても上投げ主軸とあんまりやってることは変わらないです。ただロングレンジとシューリンが主力になるので上投げよりも距離が遠めなのとブレスはあんまり使わないという違いはあります。

これも欠点は上投げ主軸とあんまり変わらないんですが、対遠距離は多少はマシになる一方、反射持ちには悪化しています。

 

最後に対空主軸で考えてきましょう。

これを実行するには相手に浮いてもらわないと困るのですが、パックンは横の差し合いが弱いのでたとえ近づいてもわざわざ相手は浮いてはくれません。

では相手に浮いてもらうにはどうしたらいいかですが

攻撃して浮かせるか、自発的にジャンプしてもらう必要があります。

攻撃はもうDAで直接浮かせるのが一番早いです。つかみという線もあるんですが、つかみあんまり伸びないのでその前にぶんなぐられて終了です。2択なんていりません、メタナイトのごとく蹴っていきましょう。

次にジャンプしてもらうにはどうしたらいいかですが、単純な話シールド削ってブレスです。

シューリンはジャスガ余裕ですし、ロングレンジは浮かしてもそのご追撃に行けません。という事はシールドができない飛び道具、つまりブレスの出番です。

つまりシューリンやロングレンジで削ってからブレスで浮かせる、という流れになります。

わざわざブレスでジャンプしたところに攻撃合わせる必要はありません、空中ワザ弱いし、着地狩りに備えましょう。

浮かして展開作ったらこっちのもんです、豊富な対空手段や着地ブレスでいじめましょう。

なんか長く書きましたがやってることは、復帰阻止崖主軸とあんまりかわりないです。初動がちょっと違うかなぐらい。読みあいに自信がない人向け。

欠点としては上3つの主軸全部といってもよさげな気がします。

リターンが取りやすい代わりにあんまり刺さんないかも。長所も全部兼ね備えてるなら短所も全部みたいな。

 

 

 

 

一つ目の上投げは中距離

二つ目の復帰阻止は半近距離

三つ目のシルブレは半遠距離

四つ目の対空は半遠距離→半近距離

 

いずれにせよ中距離の範疇には収まっています。

Bワザは遠すぎてもダメだし近すぎてもダメだしまぁ当然といえば当然のような気もしてきましたが・・・

 

すべてに共通するわけですが、パックンフラワーのBワザとAワザともに相手が不利な状況や浮いている状況の時はめちゃくちゃ強いので、その時はどのルートでもバリバリ近づいてシューリンやブレスや上スマを押し付けていきましょう。

 

流れとしてはこうです

 

上投げ   →  →  ↓            ↱ 上投げ

 

復帰阻止崖 →  →  →対空・着地狩りで蓄積   ↕→ 復帰阻止

               

対空    →  →  ↑             ↳ 上スマ、シューリン等

 

シルブレ  →  →  →  →  →  →  →   シルブレ

 

分かりづらいって?

 

パックンフラワーはどういうキャラなのか?

という風にパックンはルート取りによってやることがガラリと変わってくるため、こうした矛盾を多くはらんだキャラになってしまったのです。

つまるところこのキャラは「中距離キャラ」であり、立ち回りは相手によって柔軟に変えるキャラという事になります。

 

 

僕は全キャラに同じ立ち回りをしようとしたからこんがらがっていたのではないか?ほんとは刺さってない戦法を刺さってないキャラに行っていたためしっくりこなかったのではないか?

と僕は考察します。

 

 どれがどのキャラに刺さるかは~~~また今度w